振袖の種類 着たい着れます 五十歳で振袖⁈

 

 

 

振袖は大きく分けると3種類あります。

大振袖

昔から結婚式の花嫁衣裳で着用されていますが、「花嫁衣裳としての大振袖」は裾にふき綿を入れるなど、床スレスレ3尺(約114㎝前後)に袖先がくるぐらい袖の長さが最も長いものが大振袖(未婚者の第一礼装)です。

普通の成人式の振袖とは、仕立てから違います。

今の成人式の振袖は、袖丈だけは「大振袖」ですが、着方や仕立て方は「中振袖仕様」

になっています。

中振袖

昔の着物の標準寸法は、身長150㎝を基準にしていました。

その時代の成人式の振袖は袖丈2尺5寸(約94,7㎝)の中振袖がn主流でした。

現在では、体格も大きくなっているので、袖がふくらはぎぐらいまでくる、袖丈2尺7寸(102,3㎝)前後の中振袖が主流です。

最近では背の高い女性が多くなりましたので袖の長さを、大振袖の床スレスレの袖丈にする方が多くなりました。

小振袖

袖丈が一番短い二尺〜二尺3寸(76㎝〜87㎝)のものが、小振袖です。

成人式着て、卒業式に袴とセット着る方が、多くなりました。

その他にも結婚式、観劇やお茶会、パーティーなどにも着れます。

小振袖は、大振袖や中振袖より袖が短いので動きやすいので、移動が多いイベントには、気軽に着用できる特徴があります。

振袖は何歳まで着られる?

昔は二十代で、ほとんどの女性が結婚していましたが、現代では女性の社会進出晩婚化が進んでいる中、三十代で結婚していない方もたくさんいます。

振袖は未婚の方にとっては、着物の中でも格式が高い第一礼装です。

それでは未婚であれば何歳でも振袖を着てもいいのでしょうか?

別に明確な年齢制限があるわけではないのですが、振袖は、昔からの風習で「振袖=二十代の若い未婚の女性が着る着物」というイメージがあります。

では、結婚していなければ年齢に関わらず、着てもいい?

五十歳からの振袖を着るシーン

振袖は、「二十代の未婚の女性の第一礼装」というのが、一般的な解釈ですが、未婚であれば厳密な決まりはありませんので、誰でも着られます。

現在、五十代でも独身の女性はたくさんいますので、振袖の対象年齢層も上がってきています。

しかし、一般的には二十代から三十代前半までの「若い女性が着るもの」と言うイメージが残っています。

着ることはできますが、成人式の振袖は華やかな色や柄(模様)が多い振袖はまわりに気を遣わせてしまうので、控えたほうがいいと思います。

着る機会(結婚式への出席)がある場合は、お持ちの振袖がシックな色柄の振袖でしたらいいと思います。

購入した振袖を成人式が終わったあとで、着る機会があるとしては、卒業式、結納、結婚式への出席などに着るぐらいで、数回着ただけで後は箪笥に保管してる人が多いいと思います。

それ以外でもお正月の初詣、観劇、プライベートのパーティー、等など着用する機会はあります。

最近は、二回目の成人式や還暦の成人式などの模様しを開催している地域もあるので、箪笥の奥に眠っている振袖をお持ちの方がいらしたら、そういう機会に年齢を気にせず着用して楽しんでみてください。

二十歳の成人式の小物ではなく、帯結びもお太鼓で、帯揚げも総絞りではなく、ちりめん地などですっきりとした、大人の雰囲気で振袖を楽しんでみましょう。

まとめ

成人式の後で振袖を着る機会としては、卒業式、結納、結婚式への出席などですが、あと、振袖を着る常識とし二十代から三十代前半で未婚の方と言うイメージがあります。

現在では晩婚化が進んでいるので、三十代後半から四十代、五十代でも独身女性は多くいます。

別に明確な年齢制限があるわけだはないので、年齢に合わせた振袖とコディネートで、それぞれの場面に合わせて振袖楽しんでください。

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