着たい 着れた 母のきもの

Befor

 

After

 

子供のころ母が着ていた記憶がある形見の色無地の着物と長襦袢を、子供の七五三の時に一緒に着たいので、アドバイスしてくださいとご来店いただきましたM.T様。

お母さまが二十代のにころ誂えたピンク地色無地と長襦袢で、M.Tさまが、今お召しになられるならこの色味でも大丈夫ですが、寸法がだいぶ違うので、解いて仕立て直しするようなので、これから先、何十年も着れるようにシックな色に染め替えて、一ツ紋入れればセミフォーマル(準礼装)として着用できます。

長襦袢も一緒にシックな色に染め替えて、着物に合わせて、ご自分の寸法で仕立て直すことをご提案いたしました。

Befor

 

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着物は、染見本の反物の中から瑠璃色(紫みの青)をお勧めしましたら、この色好きな色ですと気に入っていただき、長襦袢は着物の色にとても合う鶸色(ひわいろ・緑みの黄色)をご提案いたしました。

出来上がりました着物と長襦袢をお見せすると、「着物も長襦袢も私好みのいい色に染めていただいてありがとうございます。」

さっそく羽織っていただきますと、「母の着物が着れる」と大変喜んでいただきました。

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